Wikiアプリ「Wikino (ウィキノ)」のベータ版をリリースしました


日付: 2025年5月17日
書いた人: shimbaco

数年前から細々と作り続けていましたが最低限使えるようになった気がするので、どなたでもご利用頂けるベータ版として公開しました。

https://wikino.app/

このページ自体がWikinoで提供されています。

開発の動機

もともとプログラミングに関することや私生活のことなどを色々とメモする習慣がありました。
ツールも色々と試してきました。ただどれも良いところはありつつも、自分にぴったりと言えるものは見つかりませんでした。

使ってきたツールの中で一番書きやすかったのはVisual Studio Codeでした。
Markdownのプラグインを入れて、フォルダの中に置いたプレーンテキストを編集するというやり方です。
個人的にはMarkdown形式のテキストをそのまま編集するのが好みです。

また、使ってきたツールの中で一番メモを探しやすかったのはCosenseでした。
Cosenseには関連ページリストがあり、ページ下部に関連するページのリンクが表示されるようになっています。
うろ覚えだけど何となく書いたことは覚えてる…といったページはこのリンクを辿ることで見つかることが多く、とても好きな機能です。

一方、書いたものをブログのようにインターネット上に公開したい気持ちもありました。
基本はプライベートな場所にメモを残し、公開しても良さそうなものは公開するということがしたいです。

  • Markdownをプレーンテキストで編集できる
  • 関連ページリストからリンクを辿ってページが探せる
  • ブログのようにインターネット上に公開できる

これら3つの機能を兼ね揃えたツールがあると良いなと思い、Wikinoを作りました。

Wikinoの特徴

Markdownをプレーンテキストで編集できる

↓はこのページの編集画面です。

Imgur

見出しやリンクを書いてもそれが装飾されず、ただのテキストとして編集できるようになっています。

リンク記法でページを作成し、繋げる

上のスクリーンショットの中で [[Help/shimbaco]] といった記法を使っていますが、これは独自で用意したリンク記法になります。
Help という名前のトピックにある shimbaco というタイトルのページにリンクするという意味になります。
(トピックについては後述します)

まだ存在しないページのタイトルをこの記法で書くと、その場でページを作成してリンクするようになっています。

ページの関連リンクが表示される

リンク記法で書いたページがページ下部に表示されます。

書きたいことが複数あるときは、まずリンク記法でページを作成し、そのページを新しいウィンドウで開いてそれぞれ編集するといったことをしています。

公開トピックと非公開トピック

トピックはフォルダのようなもので、ページはトピックごとに分類するようになっています。
リンク記法の紹介のときに触れた Help (ヘルプページを意味します) がトピックになります。

トピックにはインターネット上に公開できるトピックと、公開しないトピックの2種類が存在します。
非公開トピックにはプライベートなメモを、公開トピックには知り合いなどに共有したいブログ記事などを書くことができます。

オープンソース

WikinoのソースコードはGitHubで公開しています。

https://github.com/wikinoapp/wikino

Rails + Hotwireで開発しているので、良かったらこちらも見てみてください。

今後について

GitHub Projectsでロードマップを公開しています。

https://github.com/orgs/wikinoapp/projects/1

まだまだ足りない機能があるので、色々追加していきたいです。
最終的にはドキュメント専用のGitHubみたいな感じにしていけたら良いなあと思っています。

ソーシャルメディアについて

Wikinoに関することは以下のサービスで発信しています。
良かったらフォローなどお願いします。

終わりに

もうメモアプリは大量にあってお腹いっぱいかもしれませんが、Wikinoも何卒よろしくお願いします🙏

リリースノート

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