保護フィルムを完璧に貼りたい全ての人へ
概要
このページは、保護フィルムを上手に貼るコツを記載します。
が、位置決めやセットのコツは記載しません。箱に記載の方法や常識的に考えて当たり前の行為は省きます。
あまり知られていないコツだけを記載しています。
前提条件
- 貼り付ける前に使うウェットワイプ、ドライワイプ、粘着シート、ヘラは「絶対に」貼り付けが以下手順も含め完全に完了するまで保管してください。
- 絶対に!!!間違っても!!!捨てるんじゃないぞ!!!
シチュエーション別
上手く貼れたけど、強化しておきたい...!
- ウェットワイプでふちに圧力をかけつつ一周なぞってください。濡れて良いです。
- 無ければアルコールを含む十分に湿ったウェットティッシュで同様にしてください。
- 微細な浮きも解消でき、より強固に貼りつきます。また、ふちに埃が入りにくくなります。
粘着面に埃が付いちゃった!
- まずは落ち着いてください。
- 他の埃が付着する前に、画面の埃とりに使ったテープや、紙のガムテープ (布は痕が付きます)、ふせんの粘着面などでぺたぺたとすると取れることがあります。
- 粘着面の仕様によっては稀に効果が無いことがあります。保護ガラスは大概大丈夫なので、つんつんしておくといいです。
ふちの気泡が上手く取れないよ~!
- まずは落ち着いてください。
- ふちに埃が無い場合、まずは画面中央側から外に向けてまっすぐ押し出すように圧着します。間違ってもなぞったり戻したりしてはいけません。
- どうしてもとれないなら、粘着面を傷付けないようにそっとふちを持ち上げ、接着し直します。ただ、爪などで引っ掛けるとどうしても痕になるのでご注意を。
- ウェットワイプがある場合は、ウェットワイプを使って中央から外へ押し出すように圧着するとより効果があります (後述)
ふちがどうしても浮いてきちゃう...!
- まずは落ち着い (ry
- ウェットワイプで浮いているふちをなぞるように圧着してください。
- ウェットワイプが無い場合は、必ずアルコールを含む十分に湿ったウェットティッシュで 同様にしてください。
- ウェットワイプの水気が内側に入っても問題ありません。ある程度粘着力が復活して、綺麗に貼れます。
- 曲面対応の保護フィルム (スマートウォッチ用など) のふちの場合は、24 時間程度繰り返すと、多少ひっかかった程度では剥がれないほど強力にふちが接着できます。
中央付近に大きい気泡が...!
- ヘラや指の腹などでふちへ押し出すようにしてください。どうしても動かない場合は一度気泡まで剥がして再度圧着してください。
- ガラスの場合は一度剥がすと歪んでしまうことがあります。どうしようもないのでこれは気を付けてね (丸投げ)
- 間違っても爪やカードなどを使わないでください。せめてハンカチなどで包んでくださいね。
スマートウォッチ (Pixel Watch のような円形で曲面のある機種) の保護フィルムを上手に貼りたい
- 基本的にガイドがあるので、画面をクリーニングしたらガイドに従って貼り付けます。無い場合は位置決めを頑張ってください。
- ウェット貼り付けが可能なら、スプレーなどでアルコールや専用貼り付け材などを塗布・噴霧してから作業を開始してください。
- 画面のど真ん中から外側に向けて、全体をゆっくりと押し出すように強めの力で圧着します。指を転がすようにすると良いです。
- この際、ふちを間違っても横や画面中央側へ引っ張るようにしないでください。終わります。
- カードやヘラも使わないでください。引っ張られて傷が入ったりして終わります。
- 全体を圧着したら、ふちの浮いている箇所を同様に抑えて圧着します。
- ふちがどうしても浮いてしまう場合は、十分に湿ったウェットワイプ (アルコールを含むもの) で 優しくふちにしみ込ませるようにしながら なぞりつつ、圧着します。
- 接着後は 1 日程度おいておくと確実かつ強固に接着されます。放置中に浮きが出ている場合は、時折繰り返しウェットティッシュなどで圧着を続けてください。
ガラスフィルムのふちに埃が付くのを防止したい
- ウェットワイプは神です。全てを解決します。
- 貼り付けが完了してすぐ、最速でふちをウェットワイプで頑張って拭きます。多少濡れて構いません。
- あまり強すぎるとウェットワイプの繊維が押し込まれて終わるので気を付けてください。アルコールをしみこませたキムワイプなら良いです。
- 粘着面がどうしてもややはみ出してしまうのが原因なので、完璧に貼り付け終わった後に側面にはみ出た粘着面を引っぺがせたら勝ちです。
- 一部の高級保護ガラス製品は、ふちの粘着面をほんの少し無くしてこの問題が起きないようになっています。1 枚で 1 万円超えるのもあるので現実的では無いです。